ガンダムのスペースコロニーや小惑星の位置関係

コロニー配置図

ガンダムではいつも作中でしれっとスペースコロニーの名称など登場しますが、どうも位置関係がわからないせいかピンときませんので、ガンダムのコロニーや小惑星について調べてみました。

調べてみると一年戦争(U.C.0079)時とその後で、名称が変わったり整合性がとれていない点もあるようなので(一年戦争後のコロニー再生計画の結果によるものとされている)、まずは一年戦争時の位置関係を把握したいと思います。

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ガンダム一年戦争時のコロニーや小惑星の位置関係図

全体図でみるのが一番早いですね。
参考資料『機動戦士ガンダム大辞典 一年戦争変』より落とし込みしています。

スペースコロニーと小惑星の配置

図では地球を中心に月、コロニー群、各小惑星、ラグランジュ・ポイント(地図上◆とL1~L5で記載されている5つのポイント)が記載されています。サイドの下の記載は、サイドの名称(愛称)となります。

ラグランジュポイントって何?

スペースコロニーに触れるまえに、まずはこのラグランジュポイントについて。
天文力学の観点から理解するならば『ラグランジュ点 – Wikipedia』で読んでもらうとして、簡単に言うと「重力場と遠心力がつりあう安定したエリア」って事でいいのかしら。

地球と月の関係

地球の周りを月が回るように、ラグランジュポイントを中心として、コロニー群や小惑星がクルクル回っているわけです。

スペースコロニーのサイドとバンチについて

スペースコロニーについての詳細は別の機会として、まずはスペースコロニーの、サイドとバンチ、名称についてみてみます。
サイドは、製造順に割り振られたコロニー群の番号で、基本的に数字が若いほど宇宙移民当初に造られたコロニー群となります。
バンチは、サイド内でのコロニー一基にあてられた数字となります。

スペースコロニー画像:ロボットニュース

ただ、このサイドとバンチについても、作品によって設定の揺れがあるようで記載している内容は参考程度と思ってください。
次は各サイドについての出来事など見てみます。
参考情報は『サイド (ガンダムシリーズ) – Wikipedia』を基に、主観でメジャーどころのみ記載。セリフのみでの登場コロニーなどは省きました。

サイド1 ザーンについて

サイド1
ラグランジュポイント5付近にあるコロニー群。
最初にスペースコロニーを建設して、宇宙移民が開始された宙域。一年戦争時に大きな被害を受ける。また、ソロモンにも非常に近いです。

サイド1 ザーンのバンチと主な出来事

サイド1 ザーンで起きた主な出来事です。

1バンチ(シャングリラ)

『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場で史上初のシリンダー型スペースコロニー。
ΖΖの主人公ジュドー・アーシタ達の出身地。
機動戦士ガンダムZZ

3バンチ(エデン)

『機動戦士ガンダムUC』に名前のみ登場。
主人公バナージ・リンクスの出身地。
バナージ・リンクス

13バンチ

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の映像特典『宇宙世紀余話』に登場。宇宙世紀0079年1月3日8時2分、ジオン軍のC型ザクIIの核バズーカによる攻撃で破壊される。一年戦争で最初に犠牲となったコロニー。

15バンチ

『機動戦士ガンダムΖΖ』で、ルー・ルカがネオ・ジオン軍に捕縛された際に出身地として言及したコロニー。

30バンチ

『機動戦士Ζガンダム』に登場。宇宙世紀0085年7月31日にティターンズがG3ガスを注入して全住民1500万人を虐殺。
30バンチ画像:CORE3
ティターンズさん、ぱねぇっす。

アルバニアン

『機動戦士Vガンダム』に登場。ザンスカール帝国の女王マリアが生まれた地。
女王マリア画像:機動戦士Vガンダム

スウィート・ウォーター

『逆襲のシャア』で登場したコロニー。ネオ・ジオン総帥となったシャアが演説、地球連邦に対し宣戦布告する。

ブッホ

『機動戦士ガンダムF91』に登場。
複合企業「ブッホ・コンツェルン」の密閉型私設コロニー。軍事関連産業のほか職業訓練校があり、私設兵団「クロスボーン・バンガード」の兵の養成が行われていた。

ムーンムーン

『機動戦士ガンダムΖΖ』および、漫画『機動戦士MOONガンダム』『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』に登場。

ロンデニオン

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。連邦軍の外郭新興部隊ロンド・ベルの拠点が置かれたコロニー。宇宙世紀0093年における地球連邦軍とネオ・ジオン軍の秘密会談の会場ともなった。
ロンデニオン画像:路側帯の変態紳士/TEAM痛痛C

サイド2 ハッテについて

サイド2
月と同じ軌道で月より前方のL4点付近にある。一年戦争の緒戦で壊滅するが、宇宙世紀0087年頃には50バンチ程に再建され、建造途中のコロニーもある。また、グリプス戦役中はサイド2全体が中立を表明している。
宇宙席0149年(『機動戦士Vガンダム』)には、ザンスカール帝国が建国されている。

サイド2 ハッテのバンチと主な出来事

サイド2 ハッテで起きた主な出来事です。

1バンチ

『機動戦士Ζガンダム』第29話に登場。市長はサイド2全体も代表しており、ティターンズが25バンチに毒ガス攻撃を仕掛けた際には降伏しようとするが、エゥーゴによって阻止されたる。後にアーガマが入港、艦長のブライト・ノアらが市長と面談している。

6バンチ(カラブリア)

『機動戦士Vガンダム』に登場。サイド2の中では最も地球圏に近い独立コロニー。

8バンチ(アイランド・イフィッシュ)

『機動戦士ガンダム』に登場。一年戦争緒戦のジオン公国軍によるブリティッシュ作戦で地球へ落とされる。
一年戦争
『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の主人公シロー・アマダの出身地。
シロー画像:バナりんのブログ 『オードリーの野望』

13バンチ

『機動戦士Ζガンダム』第39、42話に登場。コロニー内にアルプスの風景が再現された観光コロニー。

18バンチ

『機動戦士Ζガンダム』第40話に登場。宇宙世紀0087年12月7日にティターンズによるコロニーレーザーの試射標的とされ、直撃を受けミラーの1つが半壊、本体に直径200メートルの穴が開く。崩壊は免れるが、住民全員が死亡している。
18バンチ画像:りんごのブログ園
ティターンズさん、やっぱりぱねぇっす!

21バンチ

『機動戦士Ζガンダム』第41話に登場。宇宙世紀0087年12月14日にティターンズによるG3ガス攻撃を受け、住民全員が死亡している。ティターンズさん、マジぱねぇっす!

アメリア

『機動戦士Vガンダム』に登場。ザンスカール帝国の本拠地が置かれたコロニー。

オリンポス

漫画『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』に登場。アナハイム・エレクトロニクス社所有のコロニーで、小惑星に接続されている。

サイド3 ムンゾについて

サイド3
月の裏側で、地球からは最も遠いL2点付近にある。ジオン公国発祥の地となった。

サイド3 ムンゾのバンチと主な出来事

サイド3 ムンゾで起きた主な出来事です。

1バンチ(ズム・シティ)

『機動戦士ガンダム』に登場。名称はジオン・ズム・ダイクンに由来する。

3バンチ(マハル)

『機動戦士ガンダム』に登場。一年戦争時に軍により150万人の住民全員を強制疎開させ、決戦兵器ソーラ・レイに改造される。『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』のCDドラマでは、シーマ・ガラハウの故郷ともされている。
ソーラ・レイ画像:りんごのブログ園

24バンチ(タイガーバウム)

『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。香港を真似た観光用コロニー。

コア3

『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。宇宙世紀0088年時点で人口約500万人。第一次ネオ・ジオン抗争時にサイド3を手に入れたネオ・ジオンのハマーン・カーンが本拠地とし、同抗争終盤に戦力増強をはかり鉱山小惑星キケロを接続。グレミーの反乱時に小惑星アクシズ、次いで小惑星モウサの衝突により大破。
アクシズをコロニーへどーん!引用:りんごのブログ園

サイド4 ムーア、後の新サイド6について

サイド4
L5点付近にある。一年戦争緒戦で壊滅的被害を受けた。コロニー再生計画により、名称がサイド6に改められた。
漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』ではコロニーや艦船の残骸が密集して絶えず放電を起こしていることから、サンダーボルト宙域と呼ばれている。

サイド4 ムーアのバンチと主な出来事

サイド4 ムーアで起きた主な出来事です。

アイランド・イーズ

『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。宇宙世紀0083年11月10日、コロニー再生計画によりサイド3へ移送中のところをデラーズ・フリートのシーマ艦隊に制圧され、コロニー落としに使用され北米大陸に落着。
アイランド・イーズ画像:GUNDAM.LOG

アイランド・ブレイド

『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。コロニー再生計画により移送中のところをシーマ艦隊に制圧される。コロニー落としに利用されるが、消息不明である。

サイド5 ルウム、後の新サイド4(フロンティア)について

サイド5
地球と月の間のL1点付近にある。一年戦争の緒戦でルウム戦役と呼ばれる大艦隊戦が行われ、ほとんどのコロニーが壊滅している。唯一残存したコロニー「テキサス」は、両軍とコロニー公社との協議により、非武装・非交戦地帯に指定。この事からこの宙域は「テキサスゾーン」とも呼ばれる。

一年戦争後、旧サイド5付近の暗礁宙域にジオン残党軍であるデラーズ・フリートが自らの本拠地茨の園を築いている。
コロニー再生計画により、サイド4に改められ、宇宙世紀0110年代から再建計画が実行される。
この頃から「フロンティア・サイド」と呼ばれ、新技術のコロニーが建造されて開拓者の入植も激しい宙域となり『機動戦士ガンダムF91』の主要な舞台となる。

サイド5 ルウムのバンチと主な出来事

サイド5 ルウムで起きた主な出来事です。

27バンチ

『機動戦士Ζガンダム』第25話に登場。宇宙世紀0087年8月24日、無人のまま放置されていたところをティターンズによって核パルス・エンジンが設置され、月面都市グラナダへのコロニー落とし作戦に使用される。

インダストリアル7

『機動戦士ガンダムUC』に登場。管理・運営はアナハイム・エレクトロニクス社が直接おこなっている独立コロニー。
宇宙世紀0096年時点では未完成で拡張・造成の最中。ユニコーンガンダムが極秘裏に開発されている。

テキサス

『機動戦士ガンダム』第37話、第38話に登場。テキサス州を模倣した観光コロニーである。
ホワイトベースはソロモン戦の後にジオン残存艦の駆逐のためにこの地を訪れた。同時期にシャアのザンジバルも、ゲルググの受け取りとララァ・スンの最終調整のためにテキサスコロニーに入港している。マ・クベがテキサス内でガンダムに破れ戦死。また宙域の艦隊戦でデラミン艦隊・バロム艦隊が撃破され、連邦側もワッケインが戦死している。アムロとララァ、シャアとセイラがそれぞれ再会するなど、多くのエピソードが散りばめられている。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、開戦以前のテキサスコロニーが登場。
ジオン・ダイクンの遺児でマス家の養子になっていたキャスバル(シャア)・アルテイシア(セイラ)兄妹がここに移住、後にキャスバルが取って代わる本物のシャア・アズナブルとの出会いなどの重要なエピソードの舞台となっている。

フロンティアI

『機動戦士ガンダムF91』に登場。鉱物採集用の小惑星が接続されている。
サナリィの研究機関があり、F91の最終調整が行われていた。
クロスボーン・バンガードによる侵攻の際に、バグによる無差別殺戮がおこなわれる。

フロンティアIV

『機動戦士ガンダムF91』に登場。シーブック・アノーの出身コロニー。
クロスボーン・バンガードにより制圧され、コスモ・バビロニアの首都バビロンが置かれる。

名称・バンチ不明

『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。一年戦争時に廃棄された無人のコロニー。
ハマーン・カーン率いる第一次ネオ・ジオンによってダブリンに落とされる。

サイド6 リーア、後の新サイド5について

サイド6
L4点付近にある。一年戦争序盤に中立宣言を行ったサイド。戦後のコロニー再生計画により、名称がサイド5に改められている。
宇宙世紀0079年1月11日に中立を宣言し、ジオン公国、地球連邦どちらの戦争行為にも加担しない事を両陣営に伝えている。

サイド6 リーアのバンチと主な出来事

サイド6 リーアで起きた主な出来事です。

8バンチ(パルダ)

『機動戦士ガンダム』第33, 34話に登場。ホワイトベースが立ち寄ったコロニーで、アムロ・レイと父テム・レイとの再会、またアムロとララァ・スン、そしてシャア・アズナブルが初めて直接対面している。さらにミライ・ヤシマが婚約者のカムラン・ブルームと再会している。

リボー

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場。アルフレッド・イズルハの暮らすコロニー。
「ルビコン作戦」によって死者246名、重軽傷者572名を出している。
『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』では、第2次ネオ・ジオン抗争終結後にダントン・ハイレッグとアルレット・アルマージュがクリーニング屋を経営している。

サイド7 ノア、後のグリーン・オアシスについて

サイド7
月と同じ軌道で、地球から見て月とは正反対のL3点付近にある。一年戦争当時は建設が開始されたばかりで、未完成だったが居住が始まっていたコロニー1基が『機動戦士ガンダム』の物語の発端となった。
一年戦争終了後に再建され、グリーン・オアシスと改称された。ティターンズの拠点が置かれ、『機動戦士Ζガンダム』においても物語の発端の場所となっている。ザンスカール戦争以降の時代には放棄された。

サイド7 ノアのバンチと主な出来事

サイド7 ノアで起きた主な出来事です。

1バンチ(後のグリーンノア1)

『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Ζガンダム』に登場。
一年戦争終了後に再建され、グリーンノア1と改称された。その後、カミーユやファが住む。ガンダムMk-Ⅱの性能テストが行われていることを知ったクワトロらが潜入。交戦状態となる(Zガンダム第一話)。

2バンチ(グリーンノア2 / グリプス)

『機動戦士Ζガンダム』に登場。コロニーを2つ繋ぎ合わせた形状で、主に軍事基地・工廠としての機能に特化。
バスク・オムによってグリプスという別称を与えられる。グリプス戦役の後半で再び2基に分離させられ、片方(グリプス2)はコロニーレーザーに改造された。
『グリプス戦役』は、このグリプスを三つ巴で奪い合う構図から呼ばれます。

ソロモンについて

元々はルナツー等と同様、資源採掘用に小惑星帯から運ばれてきたものだったが、一年戦争前にジオン公国が軍事用に改装し、宇宙要塞となる。地球連邦軍によって陥落した後は、コンペ島(『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』以降の設定ではコンペイ島)と改名され、同軍により使用された。

ア・バオア・クーについて

元々はルナツーやソロモンと同様、資源採掘用にアステロイド・ベルトから運ばれ、ラグランジュポイントのL2に配置された小惑星だったが、一年戦争前にジオン公国の手によってさらにもう1つの小惑星と結合され、半年後に宇宙要塞化工事が完了した。円盤状と錘状を結合させた、キノコとも開いた傘ともつかぬ独特の形状を成す。

ルナツーについて

『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。スペースコロニー建設用の鉱物資源を採取するために、宇宙世紀0045年にアステロイド・ベルトから月軌道上に運ばれてきた小惑星ユノーが、宇宙世紀0060年頃から地球連邦軍によって軍事基地に改造されたもの。
月とは地球を挟んで正反対の位置に存在する。第2の月(ルナ)という意味から、「ルナツー」と名付けられた。

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