ガンダムエースで『機動戦士MOONガンダム』の連載されています。
コピーは『月の光が映し出す宇宙世紀の裏の顔』。時系列的には、ZZのあと逆襲のシャアまでの間の物語。アムロやミネバ・ザビも登場しますが、アムロは第1話登場のみで現状登場はありません。
コミック1巻、2巻が9月26日同時発売しました。
画像:機動戦士MOONガンダムのイラスト(C)創通・サンライズ
ムーンガンダム 主な登場人物
- ユッタ・カーシム(15歳)
- ムーンガンダムの主人公。
ムーンムーン(光族)の子供で好奇心旺盛。禁止されている機械の修復なども独学でやってのける。13歳の時、儀式でムーンムーンがコロニーである事を知る。ムーンムーンの教義に疑問を持つ。
- サキ(15歳)
- ユッタの幼馴染。
良くある幼馴染設定で、ユッタに対して口うるさいが心配している。
- サラサ・ムーン(19歳)
- 「ムーン・ムーン」に住む光族の長。(ZZでの登場時は16歳)双子の妹ラサラ・ムーンがいたがZZ劇中で死別している。
- リナート・リヒト
- ムーンムーン戦士隊の隊長。サラサの側近。
タブーに手を染めて生きるアルツト(世捨て人のような人々)と裏で繋がっている。
- アゴス・ラガート
- ジオン軍の軍人で、ニュータイプ研究所出身の強化人間。ただ、能力面ではサイコミュ兵器の操作には難がある様子。階級は少尉。
搭乗機体はバルギル。
- サフィラ・ガードナー
- 連邦軍の軍人でロンド・ベル所属。シャアを追っている。
搭乗機はシータプラス。
ムーンガンダム 第17話ネタバレ
前回のガンダムAでは休載だったムーンガンダムですが、今月号で大きな展開がありました。
ユッタに行動不能とされたメデュッサが宇宙空間へ放り出されたところから話がはじまります。
メデュッサ(パイロットはガット)が救援を求める通信の前に、友軍の新登場の機体ダグ・ドール(パイロットはリュース少佐)が現れる。
ガットは救助を求めるよう要請するが、リュース少佐は「コロニー潰しをしかけ、返り討ちにあい、部下を失いおめおめと・・」というと、ダグドールのファンネルのような武装(演出的にアッザムリーダー、ヴァルヴァロのプラズマリーダーのようなもの?)でメデュッサとガットを撃沈させる。
・・・
ムーンムーンコロニー内部にシーンが切り替わる。
コロニーの穴を塞いだじっちゃんに、サラサが「ご苦労でした。おかげでムーンムーンは救われました。」と声をかけるが、そのじっちゃんは布で覆われているが、右手、両足が欠損しているのがわかる。
じっちゃんは、もう命が終わると知ってた上でサラサ、エルド(サラサの親衛隊隊長)にムーンムーンには闇があり、それに目を向ける必要があると知らせる。そして、ユッタには「外の世界を学べ」「お前はニュータイプなのだから」と伝える。
最後は、自分自身に言い聞かせるよう「見るものすべて見たと思っていた 外の世界(ムーンムーンの外)には見るべきものはもうないと思っていた」といい、ユッタのニュータイプとしてのこれからを想ってか「でも今は つまらんなぁ 一緒に行けなくてこれで終わりなんて つまらんなぁ」と言いこと切れる。
ユッタが涙を流すなか、参列していたムーンムーンの住民に交じり、シータプラスのパイロット サフィラへ銃口をつきつけるネオ・ジオン軍。
だが、お互いにミネバ・ザビの行方を把握する事ができずにいた。
・・・
ミネバ・ザビは、サフィラの関知しないうちにロンドベル隊に収容されていた。
しかし、その艦の存在に気がついたダグ・ドール(パイロットはリュース少佐)が攻撃をしかける。「見ぃつけた ぼくのプリンセス」のセリフから艦にミネバが乗っていることは把握している模様。
ダグ・ドールの行動を感じ取るように、ユッタ、アゴス(ネオジオンの強化人間)、ムーンガンダムのサイコプレートが感応する。
さらに、地球(南極?)ではナナイとシャアもその気配を感じ、宇宙ではアムロ・レイも同じように感応する。
元凶であろうダグ・ドールとそのパイロットリュースはムーンムーンに向い「ハロー ムーンムーン 友だち何人できるかなぁ」と言い次回へ続く。
ムーンガンダム 第16話ネタバレ
コロニーの穴を塞ぐキャトル。そこに襲いかかるメドゥッサ。
ユッタの叫びもむなしくキャトルを貫くメデュッサの一撃。
その光景を目の当たりにし、怒りに身を任せたムーンガンダム(バルギルとガンダムヘッド)は、今までファンネルのように使っていたサイコプレートを剣のように両の腕に一直線に装着。
その形状はビームでもなく、ヒート系の発光とも違う。
だが、そんなことを気にとめることなくビーム兵器で攻撃をしかけるメドゥッサ。その放たれたビームによる攻撃を、サイコプレートの剣で打ち消すユッタとムーンガンダム。そのままメデュッサのワイヤークローを一振りごとに破壊し、メデュッサの四肢を撃破するムーンガンダム。
怒りで我を失ったユッタにじっちゃんの声が。
「爆発させちゃならんってミネバ姫に言われたばかりだろうが」といさめられる。その間にほぼコクピットのみとなったメデュッサは、穴のあいたコロニーから脱出する。
追撃しようとするユッタ(ムーンガンダム)を、シータプラスのサフィラが「命がけでまもったコロニーを救うのよと」声をかける。
・・・
そんな混乱のなか、ミネバを確保したロンドンベル隊員がラー・ギルス(ラー・カイラムの同型艦?)へ合流を求める。
・・・
じっちゃんと同乗していたアゴスは、じっちゃんに言われたとおりキャトルから脱出ポッドで脱出していた。
その目前にユッタの搭乗していたムーンガンダムとシータプラスが着陸。
すぐにユッタがコクピットからじっちゃんの乗っていたキャトルへ走りだす。アゴスはその光景を直視できずにいた。
次回へ続く。
演出的にまだじっちゃんの生死は不明です。
生存ルート、死亡ルートどちらでも何とでもなりそうですが、やっぱりお亡くなりじゃないかなぁ。。。
ムーンガンダム 第15話ネタバレ
今回はじっちゃんの若かりし頃のはなし。
キャトルでコロニーにあいた穴を塞ごうとするじっちゃんとアゴス。
作業中のじっちゃんとアゴスの会話からじっちゃんの過去の回想へ。
・・・
若かりし頃のじっちゃんカレル・カシームを引き入れようと話をする人物。そのシルエットは間違いなくジオン・ズム・ダイクン。
「これからはもっと忙しくなる 腹黒い連中とも渡り合っていかねばならん カレル 君がいてくれたら―」とじっちゃんに語りかけるダイクンだがカレルは背を向ける。
カレルは歪ではあっても連邦という統一政府の元で人類がひとつになれたと考えており、ダイクンの言葉はただ人類分断の過ちを繰り返すだけに聞こえたようだ。
そんな疲れたカレルが向かったさきがムーン・ムーンだった。U.C.0052年のこと。
ムーンムーンの教祖エルド・ムーン(何代目かは不明)は「外の世界を知った上でムーンムーンの暮らしを肯定してもらえてくれる人が必要です」とカレルを歓迎する。その後、カレルはムーンムーンの民として結婚し子を持つことになる(ユッタの父親)。
・・・
キャトル自体を栓にし、まわりをトリモチを利用し穴を塞ぐ作業を進める。
そしてまた回想に。
・・・
U.C.0079 一年戦争の幕開けはムーンムーンにも届く。
カレルはコロニー落としの悲劇を「言わぬことじゃない」と思いながらも関わるまいと達観している。
U.C.0082 ムーンムーン内で多くの病人がでている(流行り病?)なか教祖エルド・ムーンも病床につく。カレルは外部と連絡をとり薬の調達を提案するが、エルドは定期便が間に合わないならそれが運命と外部との接触に例外を作ることはなかった。しかし、続けざまにユッタの父クレトが倒れる。
悩んだすカレルは外部と接触をしようと通信施設に入るがクレトが通信機器を破壊。「自然に逆らって死を遠ざけた結果 地球と言う楽園を終われた」といいエルドと同じよう死を受け入れる。
しかし、じっちゃんは激しく後悔する。
・・・
U.C.0091 ユッタがムーンムーンの儀式で初めて宇宙へでた時、じっちゃんは人類の進化を、ユッタにニュータイプの可能性を感じ取る。
そこにメドゥッサビーム砲がキャトルを襲い次回へ続く。
ムーンガンダム 第14話ネタバレ
ムーンムーンコロニーの外壁に巨大な穴を確認。
・・・
コロニー内に倒れるロンドベル所属のジムⅢパワードのパイロットは機体の外にでるが状況がつかめていない。そこにミネバに声をかけるムーンムーンの民の声を聞く「ミネバだぁ?」と半信半疑。
ムーンムーンの民の中にはさきほどの大爆発で取り乱す者もいたが、ミネバは冷静に「コロニーは簡単に壊れない」と論ずる。
が、噛みつくようにサキ(主人公ユッタの幼馴染)が「なんでそんなことが言えるの」と睨みつけるようにいい放つ。
・・・
ユッタのムーンガンダムとメドゥッサとの戦闘はまだ続いている。
わざとMSを破壊しコロニーに穴をあけたメドゥッサに怒りを覚え直接攻撃をしかけるユッタ。
メドゥッサのビームサーベルの迎撃にとっさにユッタもビームサーベルで応戦するが、自分が他のメドゥッサのパイロットを殺したことに愕然とするユッタ。その隙を見逃さず一撃を振り下ろすメドゥッサ。しかし、そこへ援護に入るシータプラス。「あのファンネルみたいな板っきれをもっと有効に使いなさい」とサフィラ。
・・・
コロニーの内部管制施設から火災を止めようとするおじじとアゴス。だがやはり施設が古いせいで管制施設からはどうにもならない様子。とにかく、コロニー内部に空いた穴を何とかする必要があると、どこかへ向かうおじじ。
・・・
ムーンムーン戦士隊の隊長のリナートとサラサがムーンムーン侍女長(じじょちょう)と合流。互いに無事を喜ぶ。
侍女長たちはミネバを救ったのとのことだったが、霧の中ミネバとははぐれてしまっていた。「また道草!」といいながらミネバを探しにいくサキ、それを追うようにリナートが続く。
霧の中ユッタを心配するミネバ。そこに現れたのはサキ・・・と思われたが背後からロンドベルのパイロットがミネバをはがいじめにする。
その場を目撃するサキ。そこに同じくミネバを探すリナートが「ミネバ姫!どちらです!?」と霧の中、捜索にあらわれるがまだ目視できていない。そんな状況のなか、なんとサキさん「ミネバ姫!どちらですか! リナート様 そちらの方にいらっしゃまいませんか・・・?」とミネバの目の前で見てみぬふり!さらに「ど、どこかで行き違いになったのかも いったん戻ります!」と独り芝居!!!悪女サキ!あぜんとするロンドベルパイロットと、諦めるミネバ。
あきらめてロンドベルに同行するミネバの「ユッタ・・・」の声に呼ばれるように敵に背を向け呼ばれる方へ向かおうとするムーンガンダム。
その隙をメドゥッサが強襲!!!危ない!僕らのムーンガンダム!しかしその危機を救ったのは・・・
キャトル!メドゥッサを殴りつけ、トリモチで動きを封じるキャトル!
そのままコロニーの大穴を塞ぐ仕事に取り掛かるキャトルで次回につづく!
前半はすべて最後のキャトルへのフリでしかなかったですね。
今回のムーンガンダムメカニカルワークスは、ムーンガンダムの原型「G・ドアーズ」でした。画的にはティターンズっぽいですな。
サイコガンダムMK-Ⅳ3号機としてミスター・エンキドゥの協力で実機の完成にこぎつけた機体の一機とのこと。本来なら全部で16枚のサイコプレートが欠損し、三日月型のムーンガンダムとなるわけですか。
ムーンガンダム 第13話ネタバレ
機動したムーンガンダム(作中ではまだ名称不明ですが)が自分の手足のように動くこと、まるで自分が巨人になったようだと驚くユッタ。
そこに間をおかず襲いかかるメドゥッサ。
インコムによるオールレンジ攻撃をサイコプレートで受け流すムーンガンダム。どうやらメガ粒子砲のようだが、メガ粒子もはじける模様。
・・・
ネオジオンの艦長は作業用プチモビルスーツでミネバやアゴスたち仲間を回収し脱出するため奔走。
脚をはさまれたままのアゴスのとこには、じっちゃんが登場しアゴスを救出。
・・・
防戦一方のムーンガンダムだが、メガ粒子砲の防御で飛散するビーム片がムーンムーンのサラサに向かう。が、それをサイコプレートでさらに防ぐ。
しかし、他のビーム片がムーンムーンの村民たちを襲うがサイコプレートが間に合わない。
そこへ、シータプラスが立ちはだかり村民を守る。「コロニーの中だってことを忘れないのよ ニュータイプくん!」とサフィラ。
・・・
コロニー内部へ降りていくじっちゃんとアゴス。制御室へいって防火システムを書き換える必要があるとのこと。
酸素や気圧の低下がある場合、自動で高濃度の酸素放出するコロニー防災機能だがじっちゃんいわく「火災が起きている今の状況を古いこのコロニーが認識できているとは思えん。」とのこと。
今、火災が起きているコロニーに酸素放出されるとコロニーが大爆発を起こしてしまう。
・・・
コロニー内部に空いた穴をトリモチで塞ごうとするシータプラス。
そこへコロニー崩壊を気にもとめないメドゥッサの攻撃でピンチに落ちるシータプラス。「殺(や)られる」と感じたサフィラの意思を感じとり、サイコプレートで止めに入ろうとするユッタ。
そこにミネバの意識が「モビルスーツを爆発させてはだめ」とユッタへ伝える。理解したユッタはサイコプレートを一本の槍のように直列にし、メドゥッサ動力炉をさけコクピットを一撃で貫く。
しかし、爆発せず落下するメドゥッサにメガ粒子砲で攻撃をかけるガット(メドゥッサ隊隊長)。
動力炉が爆発しコロニーへ大きな穴を開けてしまう。
次回へ続く
ムーンガンダム 第12話ネタバレ
ムーンムーンのコロニー内での戦闘となりコロニー自体崩壊の危機に直面しているなか、ユッタの元に向かう母カリーナ。
義父(ユッタのじっちゃん)に逢うが、じっちゃんはコロニー崩壊も光族の定めならと飽きらめムード。そんなじっちゃんに「息子だけでは飽き足らず、孫まで見殺しにするんですか!」とカリーナ。
どうやらじっちゃんは、過去息子を亡くしているようです。
・・・
雄叫びとともにメドゥッサにビームサーベルを振り下ろすサフィラのシータプラス。が、メドゥッサのIフィールドに阻まれる。他のメデュッサも増援に現れ囲まれるサフィラ。
・・・
牢獄にいたユッタのもとにジオンのアゴスが助けに来る。どうやら、以前サイコミュを機動させたユッタの力を借りにきた様子。ユッタを助けようとした時、建物が崩壊し足を挟まれ身動きがとれなくなるアゴス(死亡フラグではなさそう)。ユッタに戦艦へ行ってバルギルを運んでほしいと言う。
避難しているミネバが何か感じ取るかのように立ち止まるが、「ここは危険ですから」と急かすサキ、、、が「あんたたちが来なければ・・!」とめっちゃ悪い顔。
・・・
3機のメドゥッサに囲まれるシータプラス。コロニー内で機体のジェネレーター撃破はできない。撤退も頭をよぎるが、過去のトラウマか「死んでなんとかなるなら 百回だって死んでやる けど、これでは・・・」とサフィラ。
そこに突如森の中に機動したバルギル(ガンダムヘッド換装済み)が現れる。
ただたったままのバルギルに一機のメドゥッサが攻撃をしかける。
キュピーン!(ニュータイプのあの音)と覚醒するユッタ。
それに呼応するように、コロニー外壁に突き刺さったままのサイコプレート(ファンネルの試作機?)がメドゥッサを叩き落とす。
そのまま上空へ舞い上がるバルギル(ガンダムヘッド)。そしてこのポーズ。
その姿をみたサラサが「月・・・」、ミネバが「ガンダム・・・」とつぶやくようにセリフが繋がり、めでたくムーンガンダムが誕生し次回へ続く。
最後のカットのガンダムかっこいいな。まだこのガンダムヘッド、ティターンズカラーのままかしら。
ムーンガンダム 第12話ネタバレ
前回の最後に登場したジャムルフィンのような機体は、メドゥッサという機体でハンマ・ハンマの発展系のようです。
ムーンムーンを強襲したネオ・ジオン部隊(メドゥッサ3機)。
そのままコロニー内に侵入し、それに続くようにロンド・ベルも追撃します。
メドゥッサに搭乗するガット大尉から、アタラント3(今までミネバを護送していたネオジオン艦)の指揮権、任務を引き継ぐと通達。(風貌、態度から今後の悪役か?)
・・・
メガ粒子砲でムーンムーン内に侵入するネオジオン。
それを確認したアゴスとミネバは、艦へ戻ろうとする前にムーンムーンの婆が立ちふさがる。
・・・
ロンド・ベルはコロニー内での発砲は厳禁のようで、メドゥッサのアームクローに撃墜されていく。
そのムーンムーン内の惨状をみてサラサがムーンムーンの民へシェルターへの退避勧告。
メドゥッサ部隊のやり方にミネバの危機を感じ止めに入るアタラント3のネオジオン兵たち(アゴスの所属する部隊)。
その機体をも巻き込みながら攻撃を続けるメドゥッサ。
流れ弾に巻き込まれるムーンムーンの民。
・・・
シータプラスとの連携調整をするサフィラ。
そこに、コロニー内からの爆発。
そして巻き込まれた少女の姿、無意識のように手を伸ばすが無力なサフィラ。その脳裏にはコロニー落としの記憶がある様子。
目の前で砕け散る少女を前に感情が振りきれるサフィラ。
それを感じ取るユッタは「痛くて、重くて、哀しい・・・」。
・・・
無差別な砲撃に巻き込まれていたミネバとアゴスだったが無事だった。
アゴスは「こんなやり方は間違っている、この混乱を収める」と言います。たぶんいいやつ。
メドゥッサ搭乗のガット大尉は、「優先すべきは機密の保持。あの方が起てば幼い姫はもう不要」と言い放つ。たぶんシャアのこと。
ちなみに、メドゥッサ変形するとたしかにハンマ・ハンマっぽい
皆殺しを決めたガット大尉の前に「もう 誰も殺させない・・・!」と強い意志をもったサフィラのシータプラスが現れる。
そして次回へ。
サフィラが意外と過去のあるキャラ設定のようでびっくりした。峯不二子みたいに、謎の多いキャラのまま行くのかと勝手に思っていた。
ムーンガンダム 第11話ネタバレ
ネオジオンとムーンムーンの一触即発の間にはいったのはミネバだった。
ユッタとともにキャトルに搭乗し、間に入ったのでした。
・・・
ジェナロ船長(ミネバを護衛するネオジオンの艦長)に謝罪するミネバ。
ジェナロは、自分は任務が失敗しなければそれでいいとミネバを庇護するような返答をする。
・・・
ユッタは牢獄にいた。
爺の差し入れを受け取りながら、馬鹿なことをしたのはわかっているという。
ただ、自分がミネバと何かが繋がってしまったと苦悩していることを打ち明ける。爺はそれを「今おまえの中で起こっていることは、誰にでも起こる」と。
「それはな・・・」と、なにやらニュータイプの説明をするような流れとなる(実際説明したかは不明)。
爺が外にでると、アゴスが雨の中待ってた。
ユッタと姫様(ミネバ)は、バルギルのサイコミュを介して精神感応している可能性があると伝える。
爺は「連れてきたのは誤りだった、ガンダムの頭はくれてやるから、早く出て行け」といってその場を去る。
・・・
アルツト(過激な思想をもつ勢力で、以前光族と争いやぶれた者たち)に捕えられたサフィラ。
サフィラはムーンムーンのカラクリはもうわかっていると、確認するかのように「レイメル・・・さん?」とアルツトに伝える。アルツトは「いかにも・・・
と返答する。
レイメルはサフィラの錠を解き、見せたいものがあるとどこかへ連れて行く。
そこは、モニタに囲まれた管制室のようにみえる。そこでレイメルは、「この人物の価値もおわかりかと」とモニタにミネバを映し出す。
目的は何?と問うサフィラ。
「あなたも浄化を促す風のひとつ なさりたいようになさい そして訪れる変革をこの目でみたい」とレイメルはいう。
サフィラは当初の作戦とは違うが、不確定な提報者よりもミネバを抑えることをチャンスと考える。
・・・
サラサと接見し、礼とコロニーを後にすると伝えるミネバ。
そこに緊急事態で至急通信の間に来ていただきたいと側近が現れる。
どうやらロンドベルのラーギルス(戦艦)から通信が入り、ムーンムーンへの立ち入りを要求してきていた。
ムーンムーンから脱出したサフィラは、コアファイターに乗り込みコロニー外へ。
そこで返答をまつロンドベル隊の機体を貫くビーム砲。
激震するムーンムーン。
ここで、次回へつづく。
今回はジャムルフィンのような機体も登場。
ムーンガンダム 第10話ネタバレ
ムーンムーン内で、ガンダムヘッドとバルギルの本体を接続しシステム解析を進めようとするがなかなかうまくいかない。
・・・
ミネバを屋敷から連れ出したユッタの向かった先は、ムーンムーンの宇宙港。
ユッタは、以前宇宙に漂っていたミネバを感知した時の感覚を思い出したいがため、今一度ミネバと宇宙に来てみたかったという。
拒否したミネバが手を振りほどこうとしバランスを崩す。
ミネバを支えようととっさに抱きよせるユッタ。
そのユッタたちに反応するように振動しだすガンダム(ヘッド)。
・・・
コアファイターでムーンムーンへ向かうサフィラ。
どうやら、ムーンムーンに潜入する算段。
事前にブライト・ノアからムーンムーンについての情報も聞いていた様子。
・・・
ミネバとユッタの共鳴にさらに感応するガンダム。
ムーンムーンに突き刺さったままのサイコマテリアル(ファンネルのようなもの)も呼応するように光り出す。
宇宙から戻ったミネバとユッタの前に、ネオ・ジオンの機体がムーンムーン内に侵入する。
どうやら、ムーンムーンがミネバをさらったと思っている様子。
ムーンムーンの戦士隊長のリナートたちと睨み合いに。
その状況を牽制するようにモビルスーツから状況判断をするアゴスたち。
そこに、大きな地響きとともに登場する何か!
で次回へ続く。
なんだかやはり、ゆったりと進行しますね。ムーンガンダムは。
ムーンガンダム 第9話ネタバレ
サラサに謁見後、ミネバたちはリナートの案内される道中、ZZでに搭乗したキャトルを目にする。
リナートは「機械文明は時に身を守る役にたつ、そしてその機会の発達が戦をより激しいものにしている」と学んだと言っています。
その後、光族の教義も緩やかになったとも言っています。
ミネバたちが案内されたのはリナートの家でした。
・・・
シーンが変わり、ネオジオンの艦内。
バルギルの中破した頭部を、ムーンムーンに流れ着いたガンダムヘッドと取り換えシステムの中を調べることに。
技術師のやり取りのなかで、「ガンダムなのに白くないの?」「ティターンズカラーってやつさ」とのこと。
・・・
ユッタたちの帰還を祝った宴の中で、幼馴染のサキがユッタに対しての恋心のようなものを表すが、ユッタは上の空。
あげく、ミネバを気にかけている様子(恋とかではなさそう。おそらくニュータイプ同士の共感のようなもの)。怒ってたちさるサキ。
リヒト家に招待されたミネバたち。この家だけ電気も水道も使える模様。
食事の席で、リナートと父、母の間にそれぞれ確執があることが伺える。まあ、父親は高万で、よくガンダムで描かれる連邦の士官のような感じ。
リナートは、母親と扉越しで会話をしているところミネバに目撃せるがミネバの去り際にラサラを思い出す。
自室にもどったミネバはベッドに横になると、そこに「ここつまらなくない?」と忍び込んだユッタが悪びれるわけでもなくミネバに聞く。
・・・
バルギルに取り付けられたガンダムヘッドがお披露目されて、次回に続く。
ムーンガンダムの後に、設定資料としてあったバルギルガンダムヘッド。
結構かっこいいと思ったり。
ムーンガンダム 第5話から8話のネタバレ
ムーンガンダム、全体的に展開が遅いですね。
遅いので5話から8話ははしょってしまった。。。
ムーンガンダム 第4話ネタバレ
ムーンムーンのコロニー修理のため外部と接触するユッタたち。
他の戦士隊(ユッタの同年代の子供)が怖がるなか、臆せず船外活動を行うユッタ。
はじめて自分の住んでいたコロニー(ムーンムーン)を宇宙から見るユッタは「おれたちの知らないことが『外』にはたくさんある 人も宇宙も びびってる暇なんてないよ!」と。
連邦軍の戦艦へシーンが変わり、前回のZZもどきがシータプラスという機体ということがわかりました。
パイロットは女性のサフィラ中尉、ロンド・ベルの所属。
サフィラは「シャアを追っている」と告白。
その頃、ジオン軍は前回の戦闘で受けた損傷の修復作業を進めている。
ジオン艦長とミネバの話から今回の作戦がミネバの護送ということが判明する。目的地は不明。
しかし、襲撃を受けたことで艦内に内通者がいる可能性が示唆されている。
そのジオンの艦から連邦軍に向けた光信号が発信される。
それを受けたシータプラス「機関 不調 回復の目途立たず 時期を 待て」・・・「OK 待ちましょう。」で次回へ続く。
あまり動きない第4話となりましたね。
ムーンガンダムは、自系列的にはZZと逆襲のシャアの間の作品で、アムロもZガンダム以降行方不明となっているシャアを追っている時期。
ムーンガンダム 第3話ネタバレ
ムーンムーンに流れ着いた頭部のみのガンダムが何かに共鳴するようなシーンから始まります。
その状態に反応するようにミネバザビが「誰が泣いているの?」とつぶやくシーンへ変わり、そのまま前回のロンドベルとの交戦に展開します。
前回登場したZZもどきのような機体からの攻撃を避けるネオジオンの偽造船。
護衛しているネオジオンの兵(Rジャジャ、ガズL)からは「なんて機動力だ」、「ロンドベルにはガンダムみたいなワンオフ機はないって嘘じゃねえか!」といわれる。
ガンダムもどきはデブリに隠れ射撃体勢になるところ、アゴス(ニュータイプ研究所の不良品と呼ばれている)は「さっきだって気配は読めた 俺は不良品なんかじゃ」と息巻く。実際、何かを感じ取りミネバが危ないと察知する。
隠れていたガンダムもどきを発見したアゴスがガンダムもどきを強襲するも間髪で戦艦へビーム砲は発射。
しかし、アゴスのけん制もあり、直撃(そもそも直撃させるつもりがあったかは何とも言えなそう)はしなかった。
そのままガンダムもどきとアゴスの戦いとなるが、「周りを見ない勇気は他人も自分も傷つけるよ ニュータイプくん」と言い離脱するガンダムもどき(アゴスには届いていない様子)。
ガンダムもどきの攻撃を退けたネオジオンはそのまま暗礁空域へ。
シーンが変わり、ユッタ(本作主人公)が反省の為に閉じ込められていた檻にお爺とよばれるユッタの育ての親?が。
檻からユッタをだし小型宇宙船のある港へ連れて行く。
そこにリナート・リヒトが「外の世界へ行きたいか ユッタ・カシーム。 その願い叶えてやる」と言い第3話終了。
ムーンガンダム 第2話ネタバレ
ロンドベルからの追撃を受けるジオン軍のシーンから。
初登場となる機体バルギルは全体のシルエットがかなりサザビーと近いように見える。
パイロットはアゴス・ラガード。
アゴルはファンネルを使おうとするが、サイコミュの反応がいまいちで使いこなせない様子。艦長からは「とんだ不良品つかませやがって なにがニュータイプ研究所だ!」といわれる始末。
ロンドベルと思われる部隊との交戦のなか、アゴルは強化人間としての感度で艦砲級と思われるビーム攻撃を察知し回避に成功する。しかし、その大出力のビーム兵器は戦艦ではなく、一機のモビルスーツからだった。
場面はかわり、ムーンムーン(光族)のサラサのシーンへ。
「月の入り」という儀式を予定通り進めるという話が進みます。(月の入りの儀式については謎)
説法のように民に向けてムーンムーンの教えを説くサラサ。
簡単に言うと、「いたずらに文明の灯を増やさず、自らが光となろうとしてはいけない。月のようにひっそりと輝く。それでこそ人と世界が調和できる。」といったようなことか。
場面はかわり、ムーンムーンの裏の側面が見られます。「朽ち果てた民(子捨ての森でタブーに手を染めて生きるアルツト)」なるものが登場します。何かしらの理由で世捨て人のようになった彼らは「外」と定期便以外で連絡をとれる手段がある様子(定期便は3カ月以上先の様子)。
アルツト、本作の主人公ユッタ、ムーンムーンのサラサ、それぞれのの考えが交錯する。
最後はユッタの「なぜみんなここ(ムーンムーン)から、出ていこうとしないんだよ!」の叫びとともに、ガンダムが反応するようなシーンで終わります。
ムーンガンダム 第1話ネタバレ
舞台はガンダムZZの14話に登場したムーン・ムーンの住人(光族)「ユッタ・カーシム」(最初のシーンでは13歳?)。
ムーン・ムーンは、機械文明をすて必要最低限の生活をしている民。
そのムーン・ムーンの儀式に従い13歳となった主人公は「お爺」と呼ばれる村長?の下、初めて宇宙空間へ出て自分たちがスペースコロニーという機械の島に住んでいることを知る。
場面が変わり、ティターンズのバーザム、マラサイの部隊と交戦するディジェ(0091と記載があるので、U.C.0091の出来事と思われる)。
ディジェに搭乗するのはアムロレイ。
そのアムロの搭乗するディジェに謎のサイコミュ兵器での攻撃が襲う。
ファンネルのようなビーム兵器ではなく、ガンダム00のようなファングのような兵器のよう。
ディジェの片手を失いながらもアムロが謎の黒いガンダムを破壊する。
シーンが変わり舞台はムーン・ムーンへ(0092と記載があるので、前述の戦闘から1年たっているってことかしら)。
その後、ムーン・ムーンでの主人公ユッタと幼馴染たちの日常が描かれている。
そこへ、アムロの撃墜したガンダムの頭部がムーン・ムーンへ漂着します。
漂着したガンダムの頭部はムーン・ムーン内部に移設されます。
ここで主人公ユッタ(この時点で15歳)が初めてガンダムを目にします。
ガンダム頭部がコロニーにぶつかった事で、今回は致命的な損傷とはならなかったが、老朽化したコロニーの修理など外部との交流を検討する時期に来ていると教祖サラサは考えている。
最後は場面が切り替わり、「きれい・・・」の言葉と宇宙を眺めるミネバの後ろ姿で第1話終了。
ムーンガンダムのポイントになりそうな点
読んだうえで今後の展開のポイントになりそうな点を。
ムーンガンダムは時系列からみるとZZガンダムの後から逆襲のシャアの前
何をもって公式とうい話はおいておいて、発表されている作品から以下のようになります。
U.C.0088:ガンダムZZ
U.C.0089:ガンダムヴァルプルギス
U.C.0090:ジョニー・ライデンの帰還
U.C.0091:AOZ-Rebootガンダムインレ 黒うさぎの見た夢
U.C.0092:MOONガンダム
U.C.0093:逆襲のシャア
ざっくりいえば、ZZと逆襲のシャアの間ですね。
主人公ユッタの回想シーンでZZも登場しています。
ZZに登場するムーン・ムーン(光族)
主人公の生まれはガンダムZZの14話に登場するコロニー『ムーン・ムーン』。
初期のコロニー開発時代に建設された古いコロニーで、機械文明を否定する「ヒカリ族」が住んでいる。
ムーンムーンの歴史
月軌道上のL5(ラグランジュ第5点)の疑似周回軌道を巡るサイド1周辺に滞在する隕石群の中にある旧式の球型コロニー。
もともとは、サイド1建設の拠点だったが、サイド1の完成後は放棄され密入移民などなど吹きだまりとなる。
一年戦争終了後は、連邦弱体化にともない管理も及ばなくなり、さらに孤立化を進める。そのため、自給自足を基本として外界との接触や交易もなくなり鎖国のような状態となっていく。
コロニーに住みながらも「科学技術を捨てて自然と共存する」という矛盾した教義を掲げる新興宗教「光族」が移住民に根付く。
謎の黒いガンダム
ムーンガンダムの最初のイメージイラストとなっていた、破壊され頭部のみとなっていたガンダムヘッドはこの機体でした。
このカットのガンダム頭部です。
ディジェに搭乗したアムロに撃墜されます。
その形状からユニコーンガンダムのようなサイコフレームが組み込まれているように見えます。フェネクスとバンシィを足したような感じにも見える。
また、アムロが「見た事もないサイコミュ兵器 ティターンズが独力で造れたとは思えんが」と言っています。
福井氏のインタビューから見える今後のムーンガンダム
「描くのはある種、皆さんが知っているような宇宙世紀の事件と事件の合間です」と福井氏は言っています。
アムロが消息不明となる逆襲のシャアはU.C.0093年なので、U.C.0092~U.C.0093の話ということになりますね。
また、「すでに確立している宇宙世紀の歴史部分を改ざんするつもりはありませんので、そこは安心して観ていただけると思います。」とも発言しているので、それほどぶっ飛んだ話にはならなそうです。
少なくとも『ヴァルプルギス』よりは読めそうです。
ムーンガンダム スタッフ
ムーンガンダムにかかわる主メンバーは以下の通りです。
誰が制作にかかわっているかはあまり興味なかったのですが、制作サイドを知る事でその作品の色がわかる場合もあるので見てみましょう。
ストーリー 福井晴敏
ガンダム作品としては『ユニコーンガンダム』の原作者。
その他、『亡国のイージス』や『ローレライ』、『戦国自衛隊1549』と映画は見た事あるのですが、この作品の原作者だったとは知りませんでした。wikiに『ローレライ』について
『機動戦士ガンダム』の監督でガンダムシリーズの原作者でもある富野由悠季が反乱兵として、また、新世紀エヴァンゲリオンの監督として知られる庵野秀明も水兵として、それぞれカメオ出演している。
とあって笑った。
話をガンダムに戻すと、ユニコーンガンダムで成功しているのでそんなに変な方向にはいかないのではと思っています。
この『機動戦士MOONガンダム』というタイトル、実はユニコーンガンダムの初期案だったようです。
もしかしたら、設定や膨らんだ話をまとめ直した作品だったりするのかなあ。(どうやらそのようです。インタビューでそれらしい発言をしています。)
漫画 虎哉考征
『終戦のローレライ』、『機動戦士ガンダムUC テスタメント』、ガンダムエースでの挿絵等で福井氏とも長いお付き合いのようで。
その他『機動戦士ガンダムUC テスタメント』、『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』といった作品を描かれているようです。
メカデザイン 形部一平
『ガンダム G のレコンギスタ』、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の人。
武骨な感じのイメージが強いオルフェンズの機体から、宇宙世紀にあわせた機体、どんな仕上がりの物がでてくるのでしょうかね。
ムーンガンダムはアニメ化しやすい題材か
ユニコーンガンダムの成功と、宇宙世紀の史実の空白期間(逆襲のシャアとの橋渡しにもなるかも?)、アムロやミネバの登場とおっさん層、ユニコーンガンダムで取り込んだ新しい層のどちらへもアプローチしやすい作品ではあります。
当然、連載の人気次第とはなると思いますが意外とアニメ化に近い作品となるかもしれませんね。