光芒のア・バオア・クーを読みました。なかなか興味深く読むことができました。
コミック全体を通しての設定はタイトル通り、最終決戦の場となたア・バオア・クーを生き残った人たちにスポットを当てています。
生き残った人のインタビュー形式で、それぞれ当時の回想を基にガンダム本編の裏側を描いています。
光芒のア・バオア・クーからみえるファーストガンダム
第一幕から第六幕の6話構成で、それぞれの視点のア・バオア・クーが垣間見れます。
ドロス轟沈
第一幕は、補給・補修用ボールのパイロットとしてア・バオア・クー戦に参加したパイロットがドロス轟沈を目撃する。
補給部隊視点での話。
キシリアによるギレン殺害
第二幕では、ガンダム終盤の衝撃的だったギレン殺害。その後のギレンの遺体を搬送した兵士の証言。
ア・バオア・クーでガンダムに撃墜された一般兵
第三幕は学徒兵視点の話で、機体の音響システムやゲルググには学徒兵が多く乗っていたといったお話。ガンダムも登場。
ホワイトベースの最後
第四幕は、ホワイトベースがア・バオア・クーに上陸するのを間近でみていたジオンの医療兵の話。
宇宙空間での医療についても「真空用医療パック」なるものの存在など、ガンダムワールドの肉付けがされる。
一年戦争中のジオン亡命兵視点の話
第五幕は一年戦争中のジオン亡命兵視点の話。連邦によるプロパガンダや、ソーラーレイによる攻撃の目撃談。
キマイラ隊の目撃
第六幕は、ア・バオア・クー戦を最後に姿を消したジオン突撃機動軍特別編成大隊「キマイラ」を最後に目撃した人物の話。
どれもア・バオア・クー決戦中にあった出来事として描かれているため、ガンダム好きには興味が持てると思います。
一巻完結で一話づつ完結するため読みやすく、興味がもてたらぜひ読んでみるといいと思います。
コミック版ガンダムを読んでみようと思うなら最初の一冊にいいかなと思います。amazonの「なか見!検索」でどんな感じかみることができます。