ギラドーガかっこいいよね。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するネオ・ジオン軍の量産型モビルスーツで、ザクの雰囲気をうまく引き継いだ名機。
いや、ほんとうにデザイン、強さ、武装、いいラインを抑えています。
ギラドーガの生産と時代背景
U.C.0090年あたりから(ガンダムZZ以降)、地球圏での紛争は減少傾向にあり高いコストが掛かるMSは敬遠される傾向が強くなった。
可変モビルスーツや、ニュータイプ専用機といった高性能だが高価格でもあるMSは順次退役・解体されていく。そんな流れの中、次世代のモビルスーは長期的にみたコストパフォーマンスを重視するようになる。
ギラドーガに求められた本来のモビルスーツ
ギラ・ドーガに求められたのが「人間の機能を拡大する機動歩兵」というモビルスーツ本来のもつ汎用性、拡張性だった。
そのため機体本体には武装はなく、状況に応じて、主装備であるビーム・マシンガン、シールド搭載型のグレネードランチャー、ビームソード・アックスを中心にシュツルムファウストやチャフグレネード、長砲身ビーム砲「ランゲ・ブルーノ」などを選択して用いていた。
ギラドーガの機体スペック
画像:ロボ魂通信
- ギラドーガ
- 型式番号 AMS-119
- 頭頂高 20.0m
- 本体重量 23.0t
- 全備重量 62.1t
- ジェネレーター出力 2,160kW
- スラスター総推力 54,000kg
- 武装
- ビーム・マシンガン
グレネード・ランチャー
ビーム・ソード・アックス
シールド
シュツルム・ファウスト
グレネード・ランチャー
ショックアンカー
ギラドーガのバリエーション
ギラドーガも、ザクやドム、ゲルググといったようにさまざまバリエーションがあります。
ギラ・ドーガ重装型
ギラ・ドーガ陸戦用重装型なるものも存在しています。
画像:ガンプラはじめました 1/144マニア
ギラ・ドーガ(アンジェロ・ザウパー機)
ガンダムUCに登場したネオ・ジオン残党(袖付き)のアンジェロ専用機です。
画像:ガンプラはじめました 1/144マニア
ギラ・ドーガ(フル・フロンタル機)
シナンジュ・スタイン強奪にフル・フロンタルが搭乗したギラドーガ。
スラスター推力の出力向上、過敏ともいえる機体追従性能の強化が図られている。
画像:ガンダムジオラマフロント(GDF)攻略まとめwiki
ギラ・ドーガ(指揮官機)
レズン・シュナイダーの青いギラドーガがパーソナルカラーといわれているが、作中(逆襲のシャア)では、他にも青いギラドーガがワンシーンだが確認できる。個人的には、ただの塗りミスに感じるけれども。
画像:機動戦士ガンダム逆襲のシャア
ギラ・ドーガ改
ギラ・ドーガをベースに指揮官用高性能機として開発された。
高性能な機体ではあったが、α・アジールの開発が決まったことで本機の量産化は見送られ、試作機の製造にとどまっている。
CCA-MSVとして登場。
画像:ガンプラはじめました 1/144マニア
ギラ・ドーガ改(シド・アンバー機)
「機動戦士ガンダムF90」に登場するギラ・ドーガの改造機。
ギラドーガがベースですが、ジェガンのパーツや連邦軍の仕様を踏まえているためほぼ別機体になっています。サナリィ製。
画像:駿河屋 –<中古>U-312 [C] : ギラ・ドーガ改(シド・アンバー機)(ガンダムウォー)
ギラ・ドーガ(サイコミュ試験タイプ)
ギラ・ドーガをベースにシャア専用機の開発過程で試作された機体。
機動性に欠点が見つかり正式採用は見送られる。しかし、再設計から構造材の一部にサイコフレームを使用したヤクト・ドーガが開発される。
画像:AMS-119ギラ・ドーガまとめ – NAVERまとめ
クエル・ドーガ
機動戦士ガンダム ダブルフェイクという非常にマイナーなコミックに登場している。らしい。
時系列では『機動戦士ガンダムΖΖ』と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の中間の模様。
画像:ガンプラはじめました 1/144マニア
バギ・ドーガ
クェル・ドーガ同様、機動戦士ガンダム ダブルフェイクに登場。
ネオ・ジオン軍のフラナガン機関を汲むニュータイプ研究所が開発したニュータイプ用の実験機。
ギラ・ドーガとヤクト・ドーガの中間的な機体。
画像:ガンプラはじめました 1/144マニア