『ギレン暗殺計画』を読んでみました。
ガンダムコミックは紙媒体で残しておく必要もないと思っていたのでkindle版もあると知り購入。全4巻です。
カイシデンのコミックも面白かったというのもあり流れで購入しました。
あと『光芒のア・バオア・クー』も一緒に買ってしまった。
ギレン暗殺計画ってどうなの
まあまあ面白かったです。
宇宙世紀0079年12月のサイド3(ズムシティ)が舞台で12月31日の終戦まで描かれています。
主人公はジオン公国国家公安部1課所属の捜査官。
タイトルにある『ギレン暗殺計画』のとおり、ギレン暗殺を目論む組織「ワルキューレ」を主人公が追う展開。
「ワルキューレ(ヴァルキューレ)」とは、史実にもあるヒトラー暗殺時のクーデターに利用する作戦名。これをガンダムワールドで展開したような話で、まあ社会派ガンダムみたいなもんですかね。刑事ドラマを読んでいくような感じです。
そのため、MSでの戦闘シーンはほとんどありませんが数少ない戦闘シーンも迫力ありました。
ギレン暗殺計画のおもしろかった点
読み応えもあり4巻で完結する点も良かったと思います。
別連載の『ジョニーライデンの帰還』はズルズル長引いている感じが。。。
ズムシティの実情
終戦間際のジオン公国内部ズムシティの様子が描かれており、決戦地となったアバオアクー以外の終戦間際の状況をみる事が出来ます。
例えば、夜には本来無人のビルや家屋にも電気をつけコロニー内に活気があるようにみせたりしているなど、現実味のある描かれ方をしてたりとおもしろい。
見せ場のモビルスーツ戦は
少ないながらモビルスーツの戦闘もあります。
リックドム、グフカスタム、ガルバルディαとジオン側の機体同士の戦闘を見る事が出来ます。なかなか見ごたえありました。
画像:ギレン暗殺計画4巻
他にもザクⅡ改や、変わり種でギガンなども登場。数コマですが。
作者はArk-Performanceで、他にも『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』、『ジョニーライデンの帰還』、『光芒のアバオアクー』などガンダム作品を手掛けています。
カイシデンレポート同様に、amazonの「なか見!検索」でどんな感じかみることができます。
下のリンクで1巻のサンプルで全体の雰囲気がわかると思います。4巻の方は戦闘シーンが描かれているところもみれますので、参考までに。