ブライト・ノアは宇宙世紀のガンダムシリーズになくてはならない人物として活躍しました。
その登場は、「機動戦士ガンダム」、「Zガンダム」、「ガンダムZZ」、「逆襲のシャア」、「ガンダムUC」、そして映像化が決まった小説原作の「閃光のハサウェイ」に重要なポジションで登場します。その存在感はもはや影の主人公といっても過言ではないでしょう。
名言は主観となります。
機動戦士ガンダム(宇宙世紀0079年)のブライトノア 年齢19歳
ブライト・ノアは機動戦士ガンダム第1話から登場します。
19歳で士官学校を出て、地球連邦軍士官候補生としてホワイトベースに乗りこみサイド7へと向かう。この時、軍歴6ヶ月。
シャアの襲撃でホワイトベースの初代艦長パオロ・カシアスが負傷(TV番だとその後死亡、劇場版ではその後病院へ収容されている)、成り行きで二代目艦長に抜擢される。
その後は、正規の軍人がほぼいないホワイトベースの艦長として現場とぶつかりながらも、幾多の激戦を潜り抜ける。
画像:ミドルエッジ
ブライト名言「殴って何が悪い!」
第9話「跳べ!ガンダム」で、ふてくされるアムロを殴った後のセリフです。19歳のでこの対応!さらに、追い打ちでもう一発アムロを殴りつけます。
その後アムロの口からも「二度もぶった。親父にもぶたれたことないのに」の名言がでるシーンです。
画像:RENOTE
Zガンダム(宇宙世紀0087年)のブライトノア 年齢26歳
一年戦争での功績にもかかわらず、連絡船テンプテーションの船長を務めている。
これはニュータイプの存在を恐れた連邦上層部の意向での左遷。同様にアムロも一年戦争の英雄でありながら軟禁状態となっている(Zガンダム作中で描かれています。)
Zガンダム開始早々からティターンズのバスク・オムを皮切りにティターンズにボコボコにされるわ、嫁さんミライ、息子ハサウェイ、娘チェーミンを人質にとられるなど散々。
画像:機動戦士Zガンダム
ブライト名言「左舷砲撃手、弾幕薄いぞ!何やってる!」
ブライトといえば左舷が薄くなるといわてれいますが、作中で「左舷弾幕薄いよなにやってんの!」というセリフは存在しない。一番近いところで第38話「レコアの気配」の「左舷砲撃手、弾幕薄いぞ!何やってる!」になる。
憶測ですがゲーム『スーパーロボット大戦』のセリフの影響とも思われるが、全作品のセリフ確認はしておりませぬ。スーパーロボット大戦はほとんど遊んでいますが、「左舷弾幕薄い」に近いセリフはあったと思います。。。
画像:kemoxxxxxの日記
ガンダムZZのブライトノア 年齢26歳
Zガンダムの続編でグリプス戦役のその後として作られた作品。
ラビアンローズの艦長代理のエマリー・オンスに迫られるなど、今までにないブライトの一面も見れる作品。
最終回はジュドーとルーの旅立ちをエゥーゴのクルーたちとともに月面フォン・ブラウン市の宇宙港で見送る。
画像:ミドルエッジ
ブライト名言「やめろ。ジュドー。気にいらないなら、俺を殴ってこらえろ!」
大人の都合を一身に受け止めるブライト。ZZ序盤のギャグ路線から舵を取り直し、最後はジュドーとブライトの成長を垣間見れるシーンか。
画像:ガンダム速報
逆襲のシャア(宇宙世紀0093年)のブライトノア 年齢33歳
地球連邦軍・独立新興部隊「ロンド・ベル」の旗艦ラー・カイラム艦長兼部隊司令(大佐)として、アムロと共にZガンダムで共闘したシャアのネオ・ジオンと戦うことになる。
最終決戦に入る前には、息子ハサウェイに遺書を書かせ父親として軍人としてその生き方をみせる。
画像:ミドルエッジ
ブライト名言「すまんが、みんなの命をくれ」
ファーストガンダムから13年。ブライトとアムロが大佐(ブライト)と大尉(アムロ)として共に信頼し共に戦うことに「おぉ!」と感嘆した覚えが。そんな「逆襲のシャア」のブライトが、艦長としての覚悟を込めたセリフです。
画像:ガンダム速報
ガンダムUC(宇宙世紀0096年)のブライトノア 年齢36歳
ロンデニオンにてロンド・ベルの指揮官の任に就いている。 宇宙世紀のスーパーサブ本領発揮といったところか。ここぞという場面で登場し、しっかりとその役割を果たす。
ちなみに、作中に登場するブライトの部屋にはアムロの写真が飾ってある。
画像:海外のリアクション
ブライト名言「私は、その子供らに対して、恥じぬ父親でありたいと願うだけです。」
ガンダムUC「episode7 虹の彼方に」のセリフ。コロニーレーザーをメガラニカに向け照射しようとしているローナンとの間で交わされた言葉。理想と現実。しかしこうありたいと思いますなぁ。
画像:機動戦士ガンダムUC
機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ(宇宙世紀0105年)のブライトノア 年齢45歳
マフティー・ナビーユ・エリン(正体は息子のハサウェイ・ノアでブライトはそのことを知らない)討伐を目的とした南太平洋方面軍の司令に着任のため第十三独立艦隊の三隻の艦艇で地球に降下してくるが、行動を行っていく前にマフティー(ハサウェイ)は捕らえられ、宇宙世紀105年5月1日マフティーは銃殺刑に処されている。
このことはブライトには知らされておらず、その後の報道でブライトは知ることとなる。
また、この報道後のブライトの心境は語られていない。ブライト・ノアについては、以降語られていない。