ノイエ・ジールは『機動戦士ガンダム0083』に登場したアクシズの大型MA。最終局面でガンダム試作3号機(デンドロビウム)とガンダム史上初の大型機動兵器同士の戦いを見せてくれました。
以前、デンドロビウムについて調べた事があったので今回はノイエ・ジールにスポットを当ててみました。ノイエジールも好きなもので。。。
画像:りばいばる!
ノイエジールってなに
『機動戦士ガンダムZZ』のクイン・マンサ、『逆襲のシャア』のα・アジールと同様の流れを組むモビルアーマー。星の屑作戦の最終段階を前にアクシズからデラーズフリートへ譲渡され、GP02を失ったアナベル・ガトーが搭乗する事になる。
画像:GUNDAM.LOG
ノイエジールを見たガトーは「素晴らしい・・・まるでジオンの精神が形となったようだ!」と感銘を受けている。
最初の格納庫でのノイエジールは全体の形状が全然わからなかったな。まあ、動いてからも良くつかめなかったけれども。ゲームで動くのをみて、ああこういう形状だったのかと理解できた。
ノイエジールの機体スペック
驚くべきはその機体スペック。数値的な比較は知識不足のため突っ込めませんが、全体的に火力、防御力、機動性、運動性、どれをとっても、0083以降の機体が霞む高い水準で完成されておりオーパーツとされています。
一年戦争時から開発は進められていましたが、資源問題などあり思うように進まなかったようです。しかし、アステロイドベルトの豊富な資源と技術力の向上で完成にこぎ着けたとになっています。
まあ実際にデンドロビウムのとの戦闘だけ別次元でしたしね。。。
画像:GUNDAM.LOG
ノイエジールの武装
0083を見た事あればわかると思いますが、基本ビーム兵器がメインのためデンドロビウム相手に「ビームがこう弾かれては」とガトーが洩らしている。でも強いけどね。
メガ・カノン砲
腹部に装備されるメガ・カノン砲。おそらくノイエジールの兵装でも最大のビーム砲になるのかな。
画像:お陀仏兵器工廠
有線クローアーム、メガ粒子砲
サイコミュ兵器ではなくインコム系統。感じからジオングと同じ原理かと。
クロー内部には、メガ粒子砲とビームサーベルを兼ねる砲口があり、射撃や大型ビームサーベルとしての利用が可能。クロー自体の威力も高く、デンドロビウムのIフィールドジェネレータを握りつぶしている。
航行時など使用しない時は肩部ブロックに格納されている。
偏向メガ粒子砲
連射可能なメインウェポン。
ジム程度なら一撃で、サラミスも数射で撃沈している。
画像:ガンダム速報
大型ミサイルランチャー、小型ミサイルランチャー
背部のスカート部分に搭載されている。大型ミサイルランチャー4発、小型ミサイルランチャー24発も装備しています。・・・作中での使用は思い出せない。
画像:お陀仏兵器工廠
サブアーム、メガ粒子砲
先端部にメガ粒子砲とビームサーベルを兼ねる砲口を有する。決戦終盤には、デンドロビウムのドッキング解除をできないよう羽交い絞めにしています。
Iフィールドジェネレーター
戦艦をも一撃で融解させるデンドロビウムの主砲(メガ・ビーム砲)も弾いています。
画像:お陀仏兵器工廠
ノイエジールの最後
ノイエジールの最後はデンドロビウムとの決戦と、そこへ割って入るような形でソーラ・システムⅡによる照射を受けます。大破こそしなかったものの、かなりの損傷でもはや稼働するのがやっと。
ガトーの雄たけびと共に、サラミス艦へ特攻をかけ爆散。武人らしい最後となりました。
動画で見るノイエ・ジール
Gジェネ ジェエネシスのノイエジールの全部武装の動画がありました。
同様に、ノイエジールの後継機とて登場したノイエジールⅡも引っ張ってきてます。
ノイエジールを愛でる
デンドロビウムのライバル機として登場しているのですが、どうも玩具としてはノイエジールはまだまだ少ないのが現状です。
ノイエジール HGM 1/550
ノイエジール、唯一のプラモデル。サイズ感はまあ、コンパクトで悪くはないかと思います。amazonレビューの評価も高めです。
同じ縮尺のデンドロビウムも発売されていますので、セットで並べても楽しめると思います。
ガンダムコンバージ ノイエジール
デンドロビウムは購入したので、あわせて購入しようと思っていたのですが結局買いませんでした。どうも頭部の形状がああまり好きではなかった。。。