バルバトスの改修と変移

ガンダムバルバトス

ガンダムバルバトス。鉄血のオルフェンズという世界観も相まって、主人公が機体を乗り換えるのではなく、べースとなるバルバトスを改修していくことで多くのバリエーションを持つ機体となりました。
動力源のかわりとして動いていた時から、オプションも含めるとバルバトスルプスレクスまでで全10バリエーション。今回はそのバルバトスの変移を見てみたいと思います。画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

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ガンダム・バルバトス第1形態

300年前の「厄祭戦」と呼ばれる大戦で運用された72機のガンダム・フレーム採用機の内の一機。
ガンダムフレームは72機建造され、それぞれソロモン72柱(旧約聖書に登場するソロモン王の使役する72の悪魔)の名を冠するガンダムが開発された。バルバトスはその中の8番目の機体。
時代は流れ、CGSの動力炉として使用されていた。両肩部の装甲がなく左腕部にはガントレットを装着している。

バルバトス第1形態画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ちなみに、旧約聖書でバルバトスは灰色のマントと深紅の房がついた緑の帽子を纏った狩人の姿で現れるとされる。

ガンダム・バルバトス第1形態 決闘時

まさに突貫工事という具合で、クランク・ゼントとの決闘時の状態。左肩部に鹵獲したグレイズの肩部装甲を取り付けている。

バルバトス画像:ひかりTV

グレイスを確認してみると確かにそのままの形状、カラーのまま取り付けられていますな。

グレイズ画像:ブースト速報

ガンダム・バルバトス第2形態

鹵獲したグレイズの装甲を利用し、肩部分を補強した形態。本体に使用しているナノラミネートアーマーで塗装したため青と白でカラーリングされている。低軌道ステーションでの戦闘で用いられた。
形状だけみるとグレイズの肩そのままってわけではないようですね。

バルバトス第2形態画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ガンダム・バルバトス第3形態

低軌道ステーションでギャラルホルンのシュヴァルベ・グレイズと戦闘した際に手に入れたワイヤークローユニットで、損傷した左腕部の装甲の補修した形態。

バルバトス第3形態画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

左手に装備されている武装がそのワイヤークロー。

シュヴァルベ・グレイズ画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ガンダム・バルバトス第4形態

厄災戦当時の状態。
テイワズのデータベースに記録されていた厄祭戦の記録を元に同組織の本部「歳星」の技術者達が改修を行った状態。技術が厄祭戦の頃の状態に至ってない為か、当時の性能を取り戻すまでには及んでいない。
両肩部の装甲が本来の形状へ復元、重量バランスの改善、エイハブ・リアクターの出力も向上がなされた。武装として太刀が追加さている。

バルバトス第4形態画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ガンダム・バルバトス長距離航行形態

え?何、ミーティアとか使うの?と思ったら大して活躍することなく、航行のためのオプションって感じで安心した。

ガンダム・バルバトス長距離航行形態画像:ITの虎の穴

ガンダム・バルバトス第5形態

モンターク商会から譲渡された部品を用いて強化されたバルバトス。接収したアインのシュヴァルベ・グレイズの腰部ブースターを追加して機動力を上げるとともに、対キマリス用の胸部装甲を追加した。

バルバトス第5形態画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

左がバルバトス、右がシュヴァルベ・グレイズ。そのまま腰部ブースターが追加されていますね。

シュヴァルベ・グレイズの腰部ブースターを追加画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ガンダム・バルバトス第5形態 地上戦仕様

宇宙で使用した第5形態を地上用に換装したバルバトス。
大きな変更点は脚部サスペンションを調整。重心を上げることで初動の反応速度を上げ、重力下での機動性向上に繋げた。
ミレニアム島での戦闘からレンチメイスを装備している。

バルバトス第5形態 地上戦仕様画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ガンダム・バルバトス第6形態

第5形態をベースに武装・装甲の変更を行った形態。
腰部スラスターユニットは改修され、サイドスカートに直接取り付ける形に改められている他、地球低軌道上の戦闘で損傷した脚部も改修され、ハイヒールを思わせる形状に変化している。また肩部装甲にはグレイズリッターのものが流用されている。

バルバトス第6形態画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

今回も敵機から流用する形をとっている。オルフェンズはこういった面から、鉄火団の状況をうかがい知ることができます。

バルバトスの肩部装甲はグレイズリッター画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ガンダム・バルバトスルプス

「ルプス」とは歳星の整備長が付けた名で、ラテン語で「狼」を意味する。

第1期最終話でのエドモントンの地におけるグレイズ・アインとの戦闘で激しい損傷を受けたバルバトス。
鉄火団での修復が難しくテイワズの本拠地「歳星」のMS工房に預けオーバーホールを受けた。

テイワズの本拠地「歳星」画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

三日月の戦闘データをもとに、機体の反応速度および機動性の向上が図られよりパイロットの感覚に近づける調整が行われた。
武装も三日月の戦闘スタイルに合わせて再構築がおこなわれる。曲線的な構造とし、被弾時の衝撃を最大限受け流すよう設計されている。

バルバトスルプス画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ガンダム・バルバトスルプスレクス

ハシュマルとの戦闘後の改修された姿。「レクス」はラテン語で「王」を意味する。
大破に近い状態だったため、「歳星」のMS工房で更なる大規模な改修作業を受ける。
「阿頼耶識システム」を通し三日月の戦闘データから、機体の反応速度を理論値の限界まで高めている。外装にはモビルアーマーの装備も活用されている。

バルバトスルプスレクス画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

バルバトスルプスレクスで印象深い武器となるテイルブレードもMAハシュマルからの略奪品。
左がハシュマル、右がバルバトス。

ハシュマルのテイルブレード画像:機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

バルバトスの変移

第1期のバルバトスは機動兵器って雰囲気ありますが、第2期のバルバトスは獣感が増しますね。クローの影響が大きいか。
個人的には、バルバトスルプスレクスが一番かな。ただ、後半の戦闘がカッコよかった補正が強いからなあ。あらためて並べてみると第2形態も悪くないと思いました。

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