ガンダムに登場するソロモンについて調べてみた

ガンダム ソロモン

ジオンの重要な防衛ラインという点や、ララァの「ソロモンの亡霊」、ガトーの「ソロモンの悪夢」と作中にも度々現れる小惑星ソロモン。
以前、アクシズについて調べてみたけれども今回はソロモンについてです。
画像:GUNDAM.LOG

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ジオン公国時代のソロモン

旧サイド1宙域に位置し、一年戦争時にはア・バオア・クー、グラナダと共にジオン公国の本国であるサイド3を守る重要拠点の一つで、ドズル・ザビ中将が司令官を務めていた。

元々はア・バオア・クーと同じで、資源採掘用の小惑星だったのだが軍事要塞に魔改造された。

連邦のソロモン攻略 U.C.0079 12月24日~12月25日

地球を奪還した連邦軍は次に宇宙における反撃作戦を開始。その第一弾「チェンバロ作戦」で攻略目標とされた場所がソロモンでした。

宇宙世紀0079年の12月24日から12月25日にかけ、ソロモン宙域で地球連邦軍のティアンム提督が指揮する部隊と、ジオン軍要塞守備隊との間で艦隊戦が繰り広げられました。

ソロモン陥落とソロモンの亡霊 U.C.0079 12月24日~12月25日

ドズルは撤退の時間稼ぎのためビグ・ザムで単機特攻。
ティアンム提督の旗艦タイタンを撃沈した他、第二連合艦隊に大損害を与えるも、スレッガー・ロウのコア・ブースター(Gファイター)とアムロ・レイのガンダムによって撃破され戦死(ガンダム第36話)。

ソロモンを占領した地球連邦軍は「コンペイトウ」と名付け、その後の星一号作戦の拠点として利用していく。

ソロモンの亡霊

地球連邦軍が自らの拠点として利用するため、ソロモン(コンペイトウ)の修繕を行っているさなか、エルメスによるビットの長距離遠隔奇襲攻撃を受け、停泊していた数隻の艦船が沈められている。
その際「ラ・ラ」という音と共にいきなり爆発が起こった(ビットが小型のため視認できなかったとああるが、ドップくらいのサイズなんだよね。エルメスのビットは。)ことから、ソロモンに巣食う悪霊の仕業と噂された。(ガンダム第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」)

ソロモンの亡霊画像:にわかガノタのしがないブログ

一年戦争終結 その後のソロモン U.C.0080

地球連邦軍の一拠点として使用されていた。周辺宙域には先のソロモン海戦で発生したデブリが散乱しており、その中に無人の警備衛星を潜ませている。また、周辺宙域を複数の管制区に分割した防衛体制を取っていた。

星の屑作戦とソロモン(コンペイ島)U.C.0083 11月10日

宇宙世紀0083年11月10日、連邦軍の威信をジオン公国軍残党や一般市民等に示すための観艦式が執り行われる。
が、この式典をデラーズ・フリートが襲撃。ただ、周辺宙域のMS部隊は囮に過ぎず、アナベル・ガトーのガンダム試作2号機が防衛網を突破し、核弾頭を放つ。結果、艦隊は3分の2(実質的に連邦軍が保有する艦艇の過半数)を撃沈ないし行動不能にされた。
(機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 第9話ソロモンの悪夢、第10話激突戦域)

GP02に狙われたコンペイトウ画像:アニメ・漫画の名セリフを英語ってみる

グリプス戦役時のソロモン(コンペイ島) U.C.0084

ティターンズの拠点の1つとして運用され、ガンダムTR-1をはじめとするTRシリーズの機体が開発が行われる。
この辺りは、『機動戦士Ζガンダム外伝 ティターンズの旗のもとに ADVANCE OF Ζ』という小説があるようですが、未読のため内容は把握していません。

本作は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』で敵側の組織として描かれたティターンズに関わる人物を中心として同作の物語を掘り下げることを目的としている。正義感と誇りを持った若きティターンズ士官達の栄光と挫折、そして不当な賊軍扱いへの反抗を描いていく。

物語は時系列ごとに大きく二つのパートに分けられ、それらが交互に語られる形式で同時進行する。一つは、グリプス戦役後に進むティターンズ排斥の流れの中、戦犯扱いされて軍事裁判にかけられた青年士官、エリアルド・ハンターを救おうとする連邦軍法務局の法務官、コンラッド・モリスの奔走を中心に描く「法廷編」。もう一つは、エリアルドのティターンズ入隊からティターンズ・テスト・チーム(T3部隊)への配属、そしてグリプス戦役最終局面までの足取りを描いた「T3部隊編」である。ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに – Wikipedia

グリプス戦役時のソロモン(コンペイ島) U.C.0087 3月2日~ U.C.0088 2月22日

グリプス戦役においも引き続き、ティターンズの拠点の1つとして運用され。
戦役末期にはエゥーゴの攻撃や要塞内部のシンパ(ある人物や団体の政治的思想に賛同し信奉者となった人のことをさす言葉)の武装決起によって陥落し、それ以降は再び連邦軍の鎮守府として第一次ネオ・ジオン抗争においても引き続き運用される。

ソロモン(コンペイ島)その後

第二次ネオ・ジオン抗争以後は、旧サイド1宙域が主戦場となることがなかったため登場していない。

ただ、漫画『機動戦士ガンダムF90』ではコンペイ島という発言があることから、宇宙世紀0120年代においても連邦軍の宇宙要塞として使用されていることがうかがえる。

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